INFORMATIONお知らせ

会長 高木 慶子

「兵庫・生と死を考える会」について

日本では長い間「死」について語ることは、タブーとされていました。しかし、現在では「生と死の教育」などに関心がもたれるようになり、「死」を真正面からとらえる事が出来るようになってきました。これは同時に「生(いのち)」について考えることに他なりません。私たちは「阪神淡路大震災」や「神戸少年殺傷事件」「附属池田小学校事件」など、「生きること」「生かされていること」の大切さと難しさを知らされました。

人生にとって最も望ましいことは、毎日こころ安らかに、充実感に満たされて過ごすことです。
しかし、現実の生活ではそれは簡単なことではありません。
その中でも最も苦しいことは「愛する人の死」と「自分自身の死」に直面することではないでしょうか。

今、医療現場では「生命倫理」「生命に関する自己決定権」「遺伝子操作」など根本的に解決しなければならない問題はたくさんあります。しかし、一方では、死に直面している人達、その方をサポートする人々のために、周囲は何をすれば良いのか、どのような環境づくりが必要なのか、そして一番大切な「心と魂のケア」をどうすればいいのか、それらを考えなければいけません。
何故なら、生命あるものは必ず死を迎えることを頭では理解しながらも、それを直視することは悲しく辛いことだからです。

「兵庫・生と死を考える会」は、悲しみを癒す場として、ある時はこころを静かに見直す場として、宗教や思想、職業や年齢の枠を越え「生かされていることと死ぬこと」について、それぞれの立場で考え、学び合い、行動する会です。一度限りの人生を豊かに過ごすために、「生と死」についてご一緒に、学び、考えて参りたいと願っております。
一人でも多くの方のご参加をお待ち申し上げております。

MONTHLY MEETING月例会の開催について

月例会はいずれもカトリック六甲教会で行っております。
参加費は一般700円、会員は500円になります。

食はいのち

食はいのち

2024年10月20日(日)13:30~15:00

講師:小野裕美

若者の考える生と死

若者の考える生と死

2024年9月15日(日)13:30~15:00

講師:増井 啓

bereaved family association遺族会について

2024年6月から2025年3月まで「兵庫県こころのケアセンター」の大規模修繕工事のため、「兵庫県立のじぎく会館」で行います。

遺族会は、亡くなった方の遺族が集まり、互いに支え合う場です。
悲しみを分かち合い、共通の経験を通じて心の癒しを得る場として活動しています。

日時
原則として毎月第1・3土曜日
・わすれな草の会(自死のご遺族):10:00~12:00
・ゆりの会(ご遺族どなたでも):13:30~16:00
場所
兵庫県立のじぎく会館
〒650-0003 神戸市中央区山本通4丁目22番15号
交通機関 JR「元町駅」又は阪神電車「元町駅」から北へ徒歩15分
神戸市営地下鉄「県庁前駅」から北へ徒歩5分
神戸市営バス(7系統)「諏訪山公園下停留所」から徒歩2分。
駐車場 会館北側の有料駐車場(10台・予約不可)をはじめ、周辺駐車場をご利用ください。(車いすをご利用の方は、受付にお問い合わせください。)会館には駐輪場はありません
参加費
500円
主催
兵庫県・生と死を考える会
神戸市灘区篠原中町2-1-29-107
TEL/FAX 078-805-5306
会長 高木慶子

遺族会日程表

原則として毎月第1・3土曜日

2024年

第一土曜日 第三土曜日 会場
2024年 4 6日 20日 こころのケアセンター
5 - 18日
6 1日 15日 のじぎく会館
7 - 20日
8 3日 -
9 7日 21日
10 5日 19日
11 2日 16日
12 7日 21日
2025年 1 - 18日
2 1日 15日
3 1日 15日

2025年

第一土曜日 第三土曜日 会場
2025年 4 - - こころのケアセンター
5 - -
6 - -
7 - -
8 - -
9 - -
10 - -
11 - -
12 - -
2026年 1 - -
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Personal historyプロフィール


会長 高木 慶子

髙木 慶子

熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。

現在、上智大学グリーフケア研究所名誉所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。

「兵庫・生と死を考える会」会長。一般社団法人グリーフケアパートナー理事。

援助修道会会員。「日本スピリチュアルケア学会」理事長。

三十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々のグリーフケアに携わる一方、学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。

著書として、『喪失体験と悲嘆-阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくすということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、『悲しみは、きっと乗り越えられる』(大和出版)『それでもひとは生かされている』(PHP研究所)『それでも誰かが支えてくれる』(大和書房)、最新刊『「ありがとう」といって死のう』(幻冬舎)など多数。

受賞歴

兵庫県「県勢高揚功労」(2015年度)、「カトリック大学連盟 カトリック学術研究奨励賞」受賞、「神戸新聞 第63回平和賞」受賞、

「財団法人兵庫地域政策研究所機構 第7回21世紀のまちづくり・研究部門賞」受賞、など。

三十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々のグリーフケアに携わる一方、学校教育現場で使用できる

「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。

著作紹介

著書として、『喪失体験と悲嘆-阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくすということ』(PHP出版)、

『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、『悲しみは、きっと乗り越えられる』(大和出版)

『それでもひとは生かされている』(PHP研究所)『それでも誰かが支えてくれる』(大和書房)、最新刊『「ありがとう」といって死のう』(幻冬舎)など多数。

以下省略しています

Lecture高木会長の講話

「悲嘆について考える」-生と死を土台として-

第20回
「人生について考える」

第19回
『多様な悲嘆』

第18回
『北京オリンピックで受け止めた教訓』

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