INFORMATIONお知らせ

会長 高木 慶子

「兵庫・生と死を考える会」について

日本では長い間「死」について語ることは、タブーとされていました。しかし、現在では「生と死の教育」などに関心がもたれるようになり、「死」を真正面からとらえる事が出来るようになってきました。これは同時に「生(いのち)」について考えることに他なりません。私たちは「阪神淡路大震災」や「神戸少年殺傷事件」「附属池田小学校事件」など、「生きること」「生かされていること」の大切さと難しさを知らされました。

人生にとって最も望ましいことは、毎日こころ安らかに、充実感に満たされて過ごすことです。
しかし、現実の生活ではそれは簡単なことではありません。
その中でも最も苦しいことは「愛する人の死」と「自分自身の死」に直面することではないでしょうか。

今、医療現場では「生命倫理」「生命に関する自己決定権」「遺伝子操作」など根本的に解決しなければならない問題はたくさんあります。しかし、一方では、死に直面している人達、その方をサポートする人々のために、周囲は何をすれば良いのか、どのような環境づくりが必要なのか、そして一番大切な「心と魂のケア」をどうすればいいのか、それらを考えなければいけません。
何故なら、生命あるものは必ず死を迎えることを頭では理解しながらも、それを直視することは悲しく辛いことだからです。

「兵庫・生と死を考える会」は、悲しみを癒す場として、ある時はこころを静かに見直す場として、宗教や思想、職業や年齢の枠を越え「生かされていることと死ぬこと」について、それぞれの立場で考え、学び合い、行動する会です。一度限りの人生を豊かに過ごすために、「生と死」についてご一緒に、学び、考えて参りたいと願っております。
一人でも多くの方のご参加をお待ち申し上げております。

MONTHLY MEETING月例会の開催について

月例会はいずれもカトリック六甲教会で行っております。
参加費は一般700円、会員は500円になります。

DMORT活動報告

DMORT活動報告

12月21日(日) 13:30~15:00

講師:村上典子

安楽死について考える

安楽死について考える

兵庫・生と死を考える会副会長
かえでホームケアクリニック顧問

11月16日(日) 13:30~15:00

講師:関本雅子

bereaved family association遺族会について

2024年6月から2025年3月まで「兵庫県こころのケアセンター」の大規模修繕工事のため、「兵庫県立のじぎく会館」で行います。
遺族会の会場が2025年4月から「兵庫県こころのケアセンター」に戻ります。

遺族会は、亡くなった方の遺族が集まり、互いに支え合う場です。
悲しみを分かち合い、共通の経験を通じて心の癒しを得る場として活動しています。

日時
原則として毎月第1・3土曜日
・わすれな草の会(自死のご遺族):10:00~12:00
・ゆりの会(ご遺族どなたでも):13:30~16:00
場所
兵庫県こころのケアセンター
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目3番2号
交通機関

鉄道
  • 阪神電鉄「春日野道」駅東口から南へ徒歩約8分
  • 阪急電鉄「春日野道」駅から南へ徒歩約16分
  • JR「灘」駅から南西へ徒歩約25分
バス
  • 神戸市営バス「日赤病院前」バス停から
    南へ徒歩約3分
駐車場

兵庫県こころのケアセンターには、駐車場がありますが、主として相談室や診療所等に来られる方のためのものです。
研修等に参加される方については、お車でのご来場はご遠慮いただいております。
近隣の有料駐車場をご利用ください。
駐車場入り口にはチェーンがかかっておりますので、利用される方はインターホンで利用目的をお話しください。

参加費
500円
主催
兵庫県・生と死を考える会
神戸市灘区篠原中町2-1-29-107
TEL/FAX 078-805-5306
会長 高木慶子

遺族会日程表

原則として毎月第1・3土曜日

2025年

第一土曜日 第三土曜日 会場
2025年 1 - 18日 兵庫県立のじぎく会館
神戸市中央区
山本通四丁目22番15号
2 1日 15日
3 1日 15日
4 5日 19日 兵庫県こころのケアセンター
神戸市中央区
脇浜通一丁目3番2号
5 - 17日
6 7日 21日
7 5日 -
8 2日 16日
9 6日 20日
10 4日 18日
11 - 15日
12 6日 20日

2026年

第一土曜日 第三土曜日 会場
2026年 1 - 17
2 7 -
3 7 21
4 - -
5 - -
6 - -
7 - -
8 - -
9 - -
10 - -
11 - -
12 - -

Personal historyプロフィール


会長 高木 慶子

髙木 慶子

熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。

現在、上智大学グリーフケア研究所名誉所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。

「兵庫・生と死を考える会」会長。一般社団法人グリーフケアパートナー理事。

援助修道会会員。「日本スピリチュアルケア学会」元理事長。

三十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々のグリーフケアに携わる一方、学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。

著書として、『喪失体験と悲嘆-阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくすということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、『悲しみは、きっと乗り越えられる』(大和出版)『それでもひとは生かされている』(PHP研究所)『それでも誰かが支えてくれる』(大和書房)、最新刊『「ありがとう」といって死のう』(幻冬舎)など多数。

受賞歴

兵庫県「県勢高揚功労」(2015年度)、「カトリック大学連盟 カトリック学術研究奨励賞」受賞、「神戸新聞 第63回平和賞」受賞、

「財団法人兵庫地域政策研究所機構 第7回21世紀のまちづくり・研究部門賞」受賞、など。

三十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々のグリーフケアに携わる一方、学校教育現場で使用できる

「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。

著作紹介

著書として、『喪失体験と悲嘆-阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくすということ』(PHP出版)、

『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、『悲しみは、きっと乗り越えられる』(大和出版)

『それでもひとは生かされている』(PHP研究所)『それでも誰かが支えてくれる』(大和書房)、最新刊『「ありがとう」といって死のう』(幻冬舎)など多数。

以下省略しています

Lecture高木会長の講話

「悲嘆について考える」-生と死を土台として-

第20回
「人生について考える」

第19回
『多様な悲嘆』

第18回
『北京オリンピックで受け止めた教訓』

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会則

「兵庫・生と死を考える会」会則
第1条 【名称】
     この会は、「兵庫・生と死を考える会」と称する。(以下、「本会」という)
第2条 【所在】
 本会の事務局を神戸市灘区篠原中町2丁目29番地107号室に置く
第3条 【目的】
     本会は開かれた場所で、生と死について考え、学び、それが日本の社会に浸透するために必
要な活動を行うことを目的とする。
第4条 【事業】
 本会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
1. 死への準備教育に関するセミナー・研究会・講座・シンポジウム等の開催
2. 定例会・分科会
3. 機関誌等の刊行
4. その他、本会の目的達成に必要な事業
第5条 【会員】
 本会の会員は、次の2種とする。
1. 正会員:本会の目的に賛同して所定の会費を納入した個人
2. 賛助会員:本会の目的に賛同してこの事業を資金的に援助する個人または団体
会員は本会の催しの通知を受け、本会機関誌の配布を受ける。

第6条 【会費】
     本会の年会費は次のとおりとする。
1. 正会員:4,000円
2. 賛助会員:1口 10,000円以上
3. 理事会費:10,000円
第7条 【役員】
 本会の役員は、会長、副会長、理事及び監事をもって構成する。
 会長   1名
 副会長  2名
 理事   若干名
 監事   2名
第8条 【選任】

1. 理事及び監事は正会員のうちから総会において選任する。
2. 会長は理事のうちから理事会において互選する。
3. 副会長は理事のうちから会長が指名する。

第9条 【職務】

1. 会長は本会を代表し、会務を総括する。
2. 副会長は会長を補佐し、必要あるときはその任務を代行する。
3. 理事は理事会を構成し、会務を審議する。
4. 監事は本会の会務の執行状況を監査する。

第10条 【顧問】

1. 本会は顧問を置くことができる。
2. 顧問は理事会の承認を得て会長が委嘱する。

第11条 【任期】
      役員の任期は2年とする。ただし、再任は妨げない。
第12条 【総会】
      総会は通常総会(年1回開催)及び臨時総会があり、会長が招集する。
      総会は次の事項を審議する。
1. 本会の事業計画及び予算

2. 本会の事業報告及び決算

第13条 【理事会】

1. 理事会は、会長、副会長、理事をもって構成する。
2. 理事会は、会長が臨時招集し、総会の審議を経た本会の事業並びに予算の執行を決定す
る。
3. 理事会は、本会の会務及び運営を事務局に委嘱することができる。
4. 事務局の詳細は別に定める。

第14条 【会計】

1. 本会の会計年度は毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。
2. 本会の事業計画及び予算は会長が作成し、理事会の承認を得て、総会に提出する。
3. 本会の事業報告及び決算は会長が作成し、理事会の承認を得て、総会に提出する。 

第15条 【会則変更】
      本会則の変更は総会の承認を必要とする。
第16条 【施行細則】
      本会則の施行に際しての必要な事項は、理事会の承認を得て別に定める。
     【付則】
      本会則は1993年4月24日より施行する。
      1999年4月18日一部改定
      2009年6月21日一部改定
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